歯科技工士

しっかりかめる美しい歯をつくるスペシャリスト

歯科技工士は、ケガや病気で歯を失った人のために人工の歯を製作したり、高齢者の食生活をサポートするための義歯の製作、きれいな歯並び、良い噛み合わせのための装置などの製作・修理する国家資格をもった専門職です。

歯科技工士科(2年制)

 

 

教育目標

1.歯科技工士としての基礎知識及び専門技能を身につける
2.豊かな人間性を育み、患者に寄り添う思いやりの気持ちを堅持し、医療従事者としての自信と誇りを身につける
3.チーム医療の一員として必要なコミュニケーション能力を身につける
4.常に高みを目指す気概を身につける

 

実践力を養うカリキュラム。
卒業後すぐに役立つ知識・技術を習得。

歯科技工士科におけるカリキュラムは、学生一人ひとりの個性や能力を十分に発揮できるように、きめ細かな指導を行い、卒業した後に臨床の場において即戦力となる実力を養成します。さらに歯科技工だけでなく、一般教養を備えた社会人の養成、歯科技工士国家資格の取得を目指します。

専門科目

歯の解剖学

歯科技工士の基礎である歯の形態と機能を理解するための学問で、実技によって、その特徴を修得します。

有床義歯技工学

総義歯あるいは部分床義歯によって、失われた機能と外観を回復するための、学問と実技を修得します。

歯冠修復技工学

歯冠部の形態・機能・外観を回復・改善するための学問と実技を修得します。

矯正歯科技工学

良好な噛み合わせときれいな歯並びへ改善するための学問と実技を修得します。

小児歯科技工学

小児の特徴を理解し良好な噛み合わせの大人になってもらうための学問と実技を修得します。

デジタル歯科技工学

デジタル化が進む歯科医療界において、CAD/CAMシステムを使用して3D造形による実技を修得します。

主なカリキュラム

  1年生 2年生

基礎分野

外国語(英語)
造形美術概論
コミュニケーション学
情報リテラシー
 

専門基礎分野

歯科技工学概論
歯の解剖学
口腔解剖学
歯科理工学

歯科臨床概論
歯科技工士関係法規
顎口腔機能学

専門分野

全部床義歯技工学
部分床義歯技工学
歯冠修復技工学

全部床義歯技工学
部分床義歯技工学
歯冠修復技工学応用
矯正歯科技工学
小児歯科技工学
デジタル歯科技工学実習

最強の講師陣が国家資格取得まで徹底サポート

経験豊富な歯科技工士と歯科医師からなる講師陣が、充実した講義と実習を行います。分からない所をそのままにしないように徹底的にサポートします。また、講義ではスライド等を使って分かりやすく解説します。

高度な技術と確かな知識を持つ人材を育てる

最新技術を取り入れ、これからのデジタル技工にも対応し、機械・器具の使用方法から丁寧に指導、最終仕上げまで細かくサポート。国家試験対策も万全で、知識豊富な歯科技工士を育てます。

少人数制で全ての学生に行き届いた教育を実施

学生一人ひとりに目の届く環境であり、わからないことや疑問点をスピーディーに解決、モチベーションアップを図ります。学生同士、強い絆で同じ目標に向かって全員で国家試験合格を目指します。

歯科技工士科の設備・共用施設

基礎実習室

全面改修された実習室です。清潔感もあり、作業がより行いやすくなった環境で技工実習を行います。

360°ビュー

普通教室

学校生活の中心となるところです。ここで基本的な知識を学びます。基礎知識を身につけたら実習室へGO!

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図書室

学院設立時から最近までの専門書を幅広く所蔵しており、分からないことや疑問に思うことを調べることができます。

歯科理工学検査室(万能試験機)

歯科技工で使用する材料には様々なものがあります。最新の万能試験機などを用いて実験を行いながら歯科材料の特性を学びます。

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歯科理工学検査室(CAD/CAM)

最新のデジタル歯科技工に対応した歯科用CAD/CAMシステムを完備しています。これらのシステムを使用して、臨床でも役立つ実習を行います。

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歯科理工学検査室(3Dプリンター)

新たに歯科用3Dプリンターを設置しました。さらに充実した環境で、デジタル歯科技工を学びます。               ※歯科技工士科同窓会の寄付により設置